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高血圧
高血圧を放置すれば脳血管障害(脳卒中)や心筋梗塞などの動脈硬化による病気を起こしやすくなります。
当院は患者様の状態に合った治療を選択し、より良い生活を過ごせるようにサポートいたします。高血圧とは
高血圧は最高血圧140mmHg以上、あるいは最低血圧90mmHg以上である状態を定義している病気です。
(日本高血圧学会の基準 ※2014年改訂)
高血圧を放置していると
高血圧の状態を放置していると、動脈硬化を促進し、脳血管障害(脳卒中)、心筋梗塞、慢性腎臓病などの大きな病気につながっていきます。
脳梗塞、脳出血など
高血圧によって最もリスクが高くなるといわれる病気が脳血管障害(脳卒中)です。
脳血管障害(脳卒中)は、例え命をとりとめたとしても運動障害、言語障害が残りやすく、長期間のリハビリが必要となることもあります。心筋梗塞、狭心症など
高血圧は、心筋梗塞や狭心症などのリスクも高めます。
男性の場合は特に心筋梗塞や狭心症などへの影響が大きいとされていますので注意が必要です。※高血圧になるとその他、様々な病気が併発しやすく、また併発した場合は合併症が起こりやすくなります。
血圧を上げる要素
下記、生活習慣の要素には注意しましょう!
●食塩の過剰摂取
減塩を行いましょう。
1日あたりの食塩摂取基準2015年版(厚生労働省)
男性 8.0g未満 女性 7.0g未満
●肥満
減量を行いましょう。
●過度の飲酒
節酒を心掛けましょう。
毎日飲酒される方は休肝日を作るなどの工夫を。
●ストレス
運動などを行い、ストレスを解消しましょう。
●喫煙
受動喫煙をなるべく避けたり禁煙に努めましょう。
高血圧の治療法
食事療法
高血圧の食事療法は、食塩の過剰摂取に注意し、栄養のバランスのとれた食事をすることが重要になります。 下記、内容を行い、効果的に治療を行っていきましょう。
- 適正体重を保ちましょう
- 栄養のバランスを考えて、3食(朝・昼・夜)を規則正しく食べましょう
- 食塩の摂取を控えましょう
- 動物性脂肪(バター・肉の脂身など)を控えましょう
- アルコール摂取に関しては医師にご相談ください
運動療法
高血圧の運動療法は、医師と相談し、自分の体力や体調に見合ったプログラム内容を考えて、取り組みましょう。
- 医師と相談し、無理ないプログラムを作成し、長期間取り組みましょう
薬物療法
高血圧のお薬は飲めばすぐに治るというものではありません。
患者様自身が、高血圧のことを理解し、ご自身でコントロールしていかなければなりません。 血圧のコントロールを行う中で、お薬は正確に服用し、血圧をより良くコントロールして快適な生活が出来るように努めて下さい。
医師としっかり相談し、患者様に合ったお薬を服用ください。
このような症状の方はご相談ください
高血圧の自覚症状は基本的にはありませんが、下記内容で気になる箇所がある方はお気軽にご相談ください。
- 頭痛がする
- めまいがする
- 耳鳴りが気になる
- 動悸がする
- 呼吸困難になる
- 夜中に尿が出ることが多い
- 胸が痛い
- 足の痛みや痺れがある
- 手足のしびれを感じる など
※会社の健診で二次検査をすすめられた方もご相談ください。
高血圧で最も気にしないといけないのは、高血圧による合併症です。気になる点は医師に相談し、早めの対応が必要になります。
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